インプレッサは中古車市場でも高い人気を誇っています。
高い安全性と快適な走行性は完成の域に近づいており、新車でなくとも十二分に走りを楽しめると考える人も多いようです。
そこで、インプレッサの中古車を購入するメリットとデメリットを徹底検証してみました。
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インプレッサの中古車を購入するメリット
インプレッサの中古車を購入するメリットは冒頭でも述べたように完成度が高いクルマが手頃な価格で購入できることです。
実際、インプレッサの中古車を買った人の声をネットで調べてみると、概ね高評価でした。
・「走行性能が高く走りが安定しています。2007年式のインプレッサ2.0 WRX 4WD、走行距離65,000キロのものを97万円で購入したのですが、大満足です」(20代男性)
・「夫が中古でいいからどうしてもインプレッサが欲しいというので、購入しました。5,6年前のモデルで走行距離は2万キロくらい。総額で130万円ちょっとでした。実際、助手席に乗ってみると、すごく快適です。高速道路を走っていても恐怖感がなく、買って良かったと思っています」(30代女性)
・「当初は新車の購入を検討していましたが、知り合いの車屋にインプレッサなら中古でも十分だよと言われ、インプレッサ2.0i-Sの4WD、3年落ちを買いました。値段は200万円をギリギリ切るくらい。内外装もキレイで、ナビも付いていて、お買い得だったと思います」(40代男性)
全体的にインプレッサは昔の車種でも古さを感じさせないという声が多く、それが中古車人気につながっているようです。
ちなみに、以下のインプレッサはカーセンサーに出ていたものです。
2006年式ですが、今のインプレッサと比べても、古さは感じませんね。
限られた予算の中で希望に合った一台を見つけたい場合は、中古車も候補に入れると選択肢が広がります。
インプレッサの中古車を購入するデメリット
インプレッサの中古車を買うデメリットは、やはり故障・修理の不安です。
これはどの中古車にも言えることですが、年式が古くなると、当然トラブルが起こりやすくなります。
事故歴のある車をつかまされる可能性もゼロではありません。
大手の中古車販売店であれば、事故歴や修復歴の有無をはっきりと明示していますが、中小の販売店の中には隠している所もあるので要注意です。
大手中古車販売店などでは保証を付けている所もありますが、保証の対象外などの規約があるので、加入する前によく検討しましょう。
インプレッサの中古車を購入する場合のデメリットとしては価格面もあげられます。
インプレッサはリセールバリューが高いため、3年落ちでも65〜70%の値段が付きます。
中古車販売店はこれに利益を乗せて売るため、価格が高くなる傾向があります。
モノによっては、あと50〜60万円くらい出せば、新車が買える場合があります。
良質なインプレッサの中古車を買おうとすると、どうしても値付けが高めになってしまうのがデメリットとも言えるでしょう。
ただ逆に言えば、リセールバリューが高い証でもあるので、2年くらい乗って売り払うという人にはいいかもしれません。
また、中古車はエコカー減税の対象になるクルマが少ないのもデメリットです。
インプレッサの中古車はどこで買う?
インプレッサの中古車を買う場合、以下の選択肢があります、
・中小中古車販売店
・ディーラー系中古車販売店
・カーオークション
・個人売買
では、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
大手中古車販売店のメリット・デメリット
大手中古車販売店のメリットは何と言っても在庫が豊富なこと。
全国の店から探すことができるため、希望のクルマを見つけやすいです。
また、大手中古車販売店は自社の整備工場を持っていて、車両の保証サービスもあるので、安心感があります。
中小中古車販売店のメリット・デメリット
中小販売店は大手に比べ、同じ状態のクルマが安い値段で買えることが多いのがメリットです。
また、大手の店では巡り会えないような意外な掘り出し物が見つかることもあります。
一方、デメリットはアフターサービスなどの不安があげられます。
ただ、中小の店の中には、大手に負けないようなフォローをしてくれる店もあるようです。
そういう店を自宅近くで見つけられれば、有力な購入先になります。
ディーラー系中古車販売店のメリット・デメリット
ディーラー系中古車販売店とは、自動車メーカー系列の新車ディーラーが自社の下取り車を中心に中古車を販売しているお店のことをいいます。
これらの店は走行距離の少ない、品質の高い中古車が多いのがメリットです。
また、自動車メーカー系列のクルマを専門に扱っているため、信頼度も高いです。
デメリットは価格が高めなこと。
ただ、その分、アフターサービスなども充実しているので、安心を買いたいという人にはおすすめです。
カーオークションのメリット・デメリット
カーオークションのメリットは安い値段でクルマを買えること。
オークションというと、業者しか参加できないと思う人もいるかもしれませんが、代行サービスもあるので、オークション車を手に入れることができます。
デメリットは購入後のアフターサービスです。
安く買えたとしても、その後のメンテナンスなどにお金がかかることもあります。
個人売買のメリット・デメリット
中古車を一番安く買うなら、個人売買です。
中古車販売店を通さないため、中間マージンを取られずに済みます。
最近は個人売買を仲介するサービスもあり、利用者も増えています。
この場合手数料はかかりますが、中古車販売店で買うよりは安く買えます。
デメリットはトラブルが起きたときの対処です。
あくまでも個人売買であるため、保証面でどうしても不安が残ってしまいます。
中古車も値引き交渉できる?
値引き交渉というと新車購入の時と思いがちですが、中古車購入でも値引き交渉はできます。
中古車というと、安いというイメージがあるため、値引き交渉をしない人が多いですが、絶対にやるようにして下さい。
中古車の値引き可能額
中古車はどれくらい値引きが可能なのか?
おおよそ5〜15%くらいが値引き相場だと思って下さい。
値引き額は車種によって異なり、軽自動車やコンパクトカーは最大で5%、ミニバンやワンボックスカーは最大15%くらいと言われています。
したがって、インプレッサの場合は5%の値引きを目指すといいでしょう。
中古車の値引きが大きい販売店は?
中古車はディーラー系中古車販売店より中古車販売店の方が値引き額が大きいです。
ディーラー系の店に比べると、通常の中古車販売店は販売に力を入れていて、在庫車はできるだけ早く売り切ってしまいたいと考えています。
そのため、売るためには値引きにも応じてくれる訳です。
中古車の値引き交渉のやり方
中古車の値引き交渉は基本的に新車とそれほど変わりません。
・ネットの中古車サイトの同条件のクルマと競合させる
・店が受け入れられないような値引き額を提示する
店に行ったら、多めの値引き額を出して交渉しましょう。
インプレッサであれば、価格の10%を要求してみてください。
すると、そこまでは値引きしてもらえなくても5%程度の値引きを引き出すことは可能です。
中古車保証サービスに加入する際の注意点
大手の中古車販売店では、購入後のアフターサービスに力を入れていて、ガリバーでは10年保証というサービスも提供しています。
中古車は購入後のトラブルが心配なだけに、保証サービスが付いていれば安心です。
ただし、中古車保証にはいくつかの注意点があります。
それは保証の範囲が限られていることです。
保証対象となっているトラブルについては無償修理してもらえますが、消耗品は対象外となっている場合がほとんどです。
ライトやブレーキパッドなどの消耗品は有償修理となるので、注意しておきましょう。
また、大手中古車販売店などの保証サービスは自社の整備工場での修理が条件となり、メーカーのディーラーでの修理は対象外となる場合もあります。
保証サービスに過度の期待は禁物です。加入後にこんなはずではなかったということにならないためにも保証内容をしっかりと確認するようにしましょう。