インプレッサG4を購入する際に注意すべき5つのポイント

 

インプレッサシリーズの中で、インプレッサスポーツと何かと比較されるインプレッサG4。
販売台数では、スポーツに大きく劣りますが、根強いファンも少なくありません。

ハッチバックタイプが好きになれないという人にはセダンタイプのG4は魅力的に映るようです。
デザイン的にもスポーツより高級感があるという声も多く、走りが静かという評価も受けています。

そこで、インプレッサG4を購入する際に注意すべき5つのポイントをまとめてみました。
内容については、インプレッサスポーツ購入の注意点と重なる部分もあるので、合わせて読んで頂くと、よりわかりやすいと思います。

インプレッサスポーツを購入する際に注意すべき5つのポイント

・画像引用元：https://www.subaru.jp/

インプレッサG4の排気量は1.6と2.0のどっち？

インプレッサスポーツが2.0i-L Eyesightの真ん中のグレードが一番人気なのに対し、インプレッサG4は2.0i-S Eyesightが最も人気があるようです。

これはインプレッサに高級感を求める層が購入するからだと考えられます。

価格を見てみると・・・

・1.6i-L Eyesight（2WD）1,944,000円
・2.0i-L Eyesight（2WD）は2,181,600円
・2.0i-S Eyesight（2WD）は2,397,600円

最下位グレードとの価格差は453,600円。

ただ、個人的な見解を言うと、インプレッサにスポーティな走りを求めないのであれば、「1.6i-L Eyesight」でもいいと思います。

もっともネットの評判を見ると、エンジンが非力だという声も少なからずあります。

また、インプレッサスポーツ同様、装備の差についてもチェックしておく必要があります。
1.6はキーレスがオプションになっており、キーレスだけを選ぶことができません。

そのため、キーレスにしようとすると、162,000円のメーカーオプションセットを選ぶしかなく、必要のないオプションまで装備せざるを得ません。

一つ上の2.0i-Lには、キーレスが標準装備されていて、値段は2,181,600円。
1.6に162,000円のオプションを付けると、2,106,000円。

価格差は75,600円なので、それなら2.0を選んだ方がお得ですよね。

インプレッサG4のオプションで必要なものは？

インプレッサG4のオプションで必要なものについては、正直考えどころです。

もし2.0i-Lを選ぶなら、あえてメーカーオプション無しという選択肢もありです。
前述したように、キーレスも標準装備されているので、必要十分と言ってもいいでしょう。

スポーツの場合は、アイサイトセイフティプラスの装備をおすすめしましたが、高速走行や遠出をあまりしないのであれば、アイサイトの基本機能だけでも十分です。

あえて付けるなら、LEDヘッドランプ&SRHでしょうか。
ただ、オプションで付ける場合は、91,800円（クリアビューパック含む）と、それなりに値段が張ります。

逆に、G4購入者には予算は気にしないで高級感を求める人も少なくないようで、最上位グレードを選び、メーカーオプションをすべて付けたという人もいるようです。

すべて装備すると、329,400円。

・LEDヘッドランプ&SRH
・アイサイトセイフティプラス(視界拡張)
・アイサイトセイフティプラス(運転支援)
・クリアビューパック
・本革シート(ブラックレザー・フロントシートヒーター付)
・運転席&助手席8WAYパワーシート

最上位グレードに上記のメーカーオプションを付けると、総額で300万円を超えますね。

次に、ディーラーオプションですが、多くの人が付けるのが、ベースキットです。
インプレッサのベースキットは・・・

値段は73,980 円。
それなりの値段ですよね。

ベースキットを見て、必要ないと思うものもあるのではないでしょうか？

フロアマットがあれば、他はいらないという人もいるはずです。
実は、これらは社外品で安く売られていて、インプレッサ用のものもあります。

購入額を減らしたいなら、ベースキットに7万円以上のお金をかけるのはまさに無駄遣いです。

せっかく頑張って値引き交渉したのに、不要なオプションが付けられ、総支払額が増えてしまっては意味がありません。

ベースキットはディーラーにとって利益幅の大きい、おいしい商品なのです。
もしどうしてもベースキットを付けたいなら、しっかりと値引き交渉しましょう。

では、他に必要なディーラーオプションはあるのか？
ネットの声を探してみましたが、これは必要だというオプションは見つかりませんでした。

そんな中で、意外に人気があったのが、ドアミラーオートシステムです。

14,040円という手頃な価格も人気の秘密のようです。

一方、カーナビについては、もちろんあった方がいいでしょう。
その場合、スポーツと同様ディーラーオプションのナビがおすすめです。

ただし、ディーラーオプションのナビは高いものだと、25万円近くするものもあるので、一番安い15万円台のもので、十分だと思います。

また、ナビは高額なので、しっかりと値引き交渉をしましょう。
最低でも3割引は狙いたいところです。

インプレッサG4のオプションで必要のないものは？

G4に必要のないオプションですが、これは前述したようにすべて必要がないという選択もありです。

実際、ネットでのG4購入者の口コミを見てみると、オプションは一切付けなかったという声も結構ありました。

また、オプションにお金をかけるなら、グレードの高いものを選んだ方がいいという意見も出ていました。

あくまでも主役はクルマ本体です。
ディーラーの甘い言葉にだまされないで、総支払額で判断するようにして下さい。

インプレッサG4のボディは人気色を選ばないと損する！

G4のボディカラーですが、こちらもスポーツと同様、人気色はリセールバリューが高い傾向があるようです。

ちなみに、人気ナンバーワンはクリスタルホワイト・パール。

・画像引用元：https://www.subaru.jp/

アイスシルバー・メタリック、ダークグレー・メタリックと続きます。

ただ、中古車市場では、G4はスポーツに比べると、人気がないせいか、色によるリセールバリューの差もスポーツほどはないようです。

中古車買取業者によると、「G4は全般的に新車で買う人が多い傾向がある」とのことでした。
これもG4購入者に高級感を求める層が多いというのと関係がありそうです。

インプレッサG4　2WDとAWDのどっちを選ぶ？

最後に、2WDとAWDの選択ですが、結論が言うと、G4であれば、2WDで十分だと思います。

一番安いグレードの1.6を見てみると、
2WDは1,944,000円
AWDは2,160,000円

価格差は216,000円。
同じお金をかけるなら、オプションに使った方がいいです。

セダンでAWDを選んでも、中古市場でのリセールバリューはそれほど上がりませんし、個人的には必要がないと思っています。
実際、ネットの声を調べてみても、AWDのG4を選んだという人はほとんどいませんでした。

当ページの結論としては、
G4を買うなら、2.0i-L EyeSight（2,397,600円・オプション無し）がベストチェイスだと思います。