ネットでインプレッサの値引き情報を調べて、いざディーラーで商談を行った。
ところが、思ったような値引き額が提示されない!
そんなときは困ってしまいますよね。
なぜ自分は値引き額が少ないのか?どうすればいいのか?
こうしたときに有効なのが、インプレッサの競合車を出して交渉する方法です。
そこで、インプレッサの競合車で値引き額をアップさせる方法をご紹介したいと思います。
Contents
値引きに有効なインプレッサの競合車
インプレッサと競合できる車種を商談で持ち出すと、値引き交渉を有利に進められます。
では、それはどんなクルマなのか?以下にあげてみました。
カローラスポーツ
・画像引用元:https://toyota.jp/corollasport/
トヨタのカローラスポーツは、スポーティなシルエットが特長で、見た目のかっこよさではインプレッサスポーツの上を行っていると言っていいでしょう。
ボディサイズや重量はインプレッサとほぼ同じで、エンジンスペックも同じ4気筒エンジンを搭載していて、大きな違いはありません。
燃費については、カローラスポーツの方が良く、1.8Lハイブリッドモデルは34.2km/Lと非常に高くなります。
また、価格も2,106,000円〜とインプレッサスポーツの2.0i-Lと同価格帯です。
スバルのディーラーはカローラスポーツへのライバル意識が強いため、競合車としては強力なクルマとなります。
アクセラスポーツ
マツダのアクセラスポーツは長年親しまれてきたファミリアの後継車で、マツダのコンパクトカーでは人気を誇る車種です。
・画像引用元:http://www.mazda.co.jp/cars/axela/grade/#axela-sport
外観デザインはインプレッサと似通っていて、ボディサイズもほぼ同じ。
アクセラには2Lガソリンエンジンがなく、1.5Lガソリン、1.5Lと2.2Lのクリーンディーゼルターボ、2Lのハイブリッドというグレード構成になっています。
価格は1,825,200円〜で、ハイブリッドモデルは250万円を超えます。
走行性能は2WDモデルでは互角ですが、4WDモデルはインプレッサが上回ります。
ホンダシビックハッチバック
ホンダシビックハッチバックは2017年9月にフルモデルチェンジ発売された10代目のシビックです。
・画像引用元:https://www.honda.co.jp/CIVICHATCHBACK/
エクステリアは先進的かつ機能性を重視したデザインで、エンジンは1.5L VTEC TURBOを搭載。先進の安全運転支援システム・ホンダセンシングが標準搭載されています。
値段は2,800,440円とインプレッサに比べると、高い価格設定になっています。
同じホンダでは「シャトル」も競合車となります。
シャトルは1,770,120円と低価格で、ハイブリッドモデルでも2,310,120円。
インプレッサとの値段的な競合を考えると、こちらも選択肢になるでしょう。
面倒でも競合車の値引き交渉をしよう!
競合車はインプレッサの値引き交渉で大きな材料となりますが、商談では競合車の名前を上げるだけでは、効果は半減します。
面倒でも、競合車のディーラーに足を運んで、値引き交渉を行い、見積もりをもらうようにしましょう。
ちなみに、上記の競合車の値引き相場を紹介しておくと、以下のようになっています。
カローラスポーツは2018年6月に発売されたこともあり、値引きは渋い傾向にあります。
また、カローラ店専売のため、トヨタのディーラー同士での競合による値引き相場がやりづらいのも値引きが渋い理由でもあるようです。
値引き相場はインプレッサと似通っていて、カローラスポーツに比べると、値引き額は若干大きくなっています。
値引き相場はカローラスポーツとアクセラスポーツの中間くらいです。
上記の値引き情報を元に、各ディーラーを回って値引き交渉をして、見積もりを出してもらいましょう。
面倒かもしれませんが、これはインプレッサでの商談で必ず役に立ちます。
これは他車が本気で欲しいと思わせる効果があり、値引き額をアップしてもらうための大きな材料となります。
インプレッサは二番手以下の候補だと思わせよう!
さて、インプレッサの競合車をリストアップして見積もりをもらったら、いよいよここからが値引き交渉の本番です。
ここで一番大事なのは、インプレッサは二番手以下の候補だと伝える事です。
「実はカローラスポーツが一番の候補なんですが、値引きが少々渋くて。で、調べているうちにインプレッサもいいなと思うようになりました」
こう言って、カローラスポーツの見積もりを見せます。そして、こう続けます。
「インプレッサスポーツの値引き額次第では、検討したいと思っています」
こう言うだけで、まず第一弾の値引き額が提示されるはずです。
忘れてはいけないのは、値引き交渉はここからがスタートだということです。
スバルでの見積もりを持って、今度はトヨタのディーラーに行き、さらに値引き交渉します。
この時は「インプレッサが第一候補」だと思わせます。
可能であれば、これを何度か繰り返してください。
スバルのディーラーとは何回も交渉することになりますが、大事なのは、常にカローラスポーツが一番手だという姿勢を崩さないことです。
仮にカローラスポーツの値引き額が少ないときはこう言いましょう。
「今のところカローラスポーツが本命なので、値引きが少ないのは仕方ないと思っています。ただ、インプレッサにも魅力を感じ始めたので、値引き額次第では買ってもいいかなと」
カローラスポーツからインプレッサに気持ちが傾いているように見せるのです。
そうすると、営業マンは「何とか買って欲しい」という気持ちになります。
ライバルには負けたくない!そう思わせることでプレッシャーを与えるのです。
こうした心理作戦を繰り返すことで、営業マンは「これだけ何回も商談しているんだから、この客は逃したくない!」と思うようになり、最終的に値引き額を増やさざるを得ない状況に陥っていくのです。
ちなみに、アクセラスポーツやホンダシビックハッチバックと競合させる場合も基本的なやり方は同じです。
アクセラスポーツについては、相場的に値引き額が大きい傾向があるので、「アクセラスポーツより値引き額をアップしてくれれば購入を考える」と、値段勝負で行くといいでしょう。
インプレッサディーラー同士で競合させる!
インプレッサの値引き交渉では、1つのディーラーと商談するだけでは大幅な値引きは期待できません。
競合車と値引き競争をさせることも重要ですが、それだけでなく複数のスバルのディーラー同士で競わせることも効果的です。
ただし、これには絶対に守らなければならないことがあります。
それは同じ地域のスバルのディーラーで競合させないこと。
スバルは基本的に1地域に1つの販売会社しかありません。
住んでいる都道府県にあるディーラーは全て同じ会社が経営しています。
したがって、同一経営のディーラーを回っても同じ値引き額しか出ません。
それだけでなく、複数のディーラーで商談したことを知られると、要注意客としてマークされ、値引きが出にくくなるのです。
では、どうやってスバルのディーラー同士で競合させるのか?
それは隣県のディーラーを回る方法です。
資本が異なる会社となるため、値引き交渉をしても問題にならないのです。
隣県にまで足を伸ばしたくない場合は、サブディーラーを回るというやり方もあります。
スバルにはメーカー直営のディーラーとは別に、サブディーラーと呼ばれる販売店があります。サブディーラーはスバルショップと呼ばれ、各地域の販売会社が独自に運営しています。
整備工場や中古車販売店が兼業という形でスバルの新車を販売をしている場合もあります。
サブディーラーは各地域のスバル直営のディーラーから仕入れます。
これは「業販」と呼ばれ、一般の客が直営ディーラーで買うよりも安く卸されます。
結果的に直営店で買うのと変わらないと思うかもしれませんが、サブディーラーは営業マンを雇っていないため、人件費がかかりません。
そのため、余計なコストがかからず、インプレッサを安く販売することが可能なのです。
ただし、サブディーラーに行くのは最後にしましょう。
直営ディーラーで出た見積書を提示して、その価格より安くできないかを単刀直入に聞くのがベストな方法です。
もし、直営ディーラーより安い値段が提示されれば、そのサブディーラーで契約すればいいのです。
まとめ
ということで、競合車を使った値引き交渉とディーラー同士の競合の方法を紹介しました。
競合車を使った値引き交渉は確かに面倒ですが、やるとやらないでは結果に大きな違いが出てきます。
ディーラー同士の競合も禁じ手の部類に入りますが、本気で値引き交渉をするなら、やれることはすべてやるくらいの気構えを持つことが大事です。
ぜひチャレンジしてみてください。